【レビュー】『テンカウント(1)』の魅力と大人が読みたくなる理由

作品データ
作品名『テンカウント(1)』
形式コミック
作者宝井理人
レーベルディアプラス・コミックス
巻数全6巻
総合評価 ★★★★★ (4.8)
ストーリー ★★★★★ / 心理描写 ★★★★★ / 糖度・熱量 ★★★☆☆
目次

3行でわかるあらすじ

重度の潔癖症に悩む社長秘書の城谷は、偶然出会ったカウンセラーの黒瀬と出会う。

城谷の症状を治すため、10個の項目を一つずつクリアしていくリハビリが始まる。

黒瀬の親切すぎる姿勢に疑問を抱きつつも、2人の距離は少しずつ縮まっていく。

【レビュー】大人の心に刺さった見どころ

「静」という言葉がこれほど似合う作品があるでしょうか。
重度の潔癖症を抱える城谷と、彼を導く無愛想なカウンセラー黒瀬の物語は、過激な表現に頼ることなく、ゆっくりと丁寧に紡がれていきます。
不器用な二人の関係が少しずつ進んでいく過程はとても繊細で、大人の女性の心に深く沁みわたります。
なぜ黒瀬はここまで城谷に尽くしてくれるのか、という心地よい疑問と謎を残したまま進む展開は秀逸で、読後は間違いなく次巻を手に取ってしまうはず。
じっくりと育まれる静かな純愛と、どこかミステリアスで心揺さぶるドラマ性を堪能できる不朽の名作です。

こんな人におすすめ

  • 静かで丁寧な心理描写をじっくり味わいたい方
  • 無理のない展開でゆっくり進む関係性が好きな方
  • ミステリアスな攻めに翻弄されたい方

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